Rolex Prince 1920s "Classic" 18K Yellow Gold

1920年頃、金無垢と言えば主に9金 (金の使用量約 25%で75%はその他の物質) を用いて作られており、18金 (約 75%) を使用したモノは、一部の高級ラインモデルにしかありませんでした。 プリンスの文字盤色のほとんどは、シルバーマット カラーで、ピンクやブラックといったカラーダイヤルは、40年代頃と比べ圧倒的に数は少なかったようで、その中でもブラック ダイヤルは、かなり希少性の高い品といえます。またこの文字盤は、ロゴ以外は全て彫刻法を用いており、その中に金粉を流し込みコントラストを付けている、大変手間のかかった製法で仕上げられています。 全体的に自然な経年変化と、オリジナルの風合の双方を兼ね備えた、ロレックス史上に名を残した、プリンスの最初期モデルとも言える銘品です。